日本プラムに月々の支払いが難しい状況で、「少しの間だけ支払いを待ってもらえないか?」という相談はできるのでしょうか。

原則として契約どおりの返済が求められる
まず大前提として、ローン契約は「〇月から△回払いで返済する」という約定で成り立っています。
したがって契約後に支払期日や回数を変更する権利は利用者にはありません。
日本プラムの公式FAQにも「契約締結後は支払回数やボーナス月等の支払内容は変更できません」と明記されています。
これはつまり、「一度決まったスケジュールは原則変更不可であり、支払いの猶予も本来できない」という立場です。

日本プラム自身、「支払いが難しい場合はお早めにご相談を」と案内しています。
この文言から推測すると、相談次第で支払い猶予の可能性があるということです。
たとえば「今月どうしても厳しいので、〇日まで支払いを待っていただけません?」と持ちかけて、了承してもらえる可能性があるかもしれません。
要は、公式にはNGでも、相談すれば猶予が得られる可能性はゼロではないということです。
もちろん、支払いを一方的に何ヶ月も休めるわけではありません。
あくまで「この日まで待ちます」という日本プラム側からの許可を得て初めて猶予成立です。

支払猶予を得るためのポイント
支払い猶予をお願いする際は、以下のポイントに留意すると良いでしょう。
正当な理由を伝える
「何となく苦しいから待って」では相手も困ります。
例えば「今月は急病で入院し出費が嵩んだ」「転職直後で給料日がずれた」「ボーナス月なので来月まとめて払いたい」といった、具体的で理解可能な理由を伝えましょう。

具体的な猶予期間・支払計画を提案する
単に「待ってほしい」だと漠然としています。
「〇月〇日には必ず〇円支払うので、それまで待ってください」「次回からは通常通り払います」といった具体的な約束を提示しましょう。

一部でも入金する
全く払わずに猶予を求めるより、少しでも払って「残りを待ってほしい」という方が説得力があります。
例えば本来5万円の支払いを「2万円は払いましたので、残り3万円を来月末まで待ってください」と提案するなどです。

以上を実行しても、日本プラムが必ず猶予をくれるとは限りません。
しかし、「この人は本気で返そうとしているな」と感じれば、多少の調整には応じてくれる可能性が高まります。
日本プラム側も無理なく返してもらうプランを探っているので、ダメ元でも相談してみる価値はあります。
支払いの猶予が認められなかった場合は?
残念ながら「規則ですので」「契約上できません」と断られてしまう場合もあるでしょう。
しかし、支払猶予が叶わなかったからといって決してそのまま放置しないことです。

弁護士や司法書士が入れば、任意整理という形で事実上の支払猶予(将来利息カット+分割払い和解)を取り付けられる可能性が高いです。
素人のお願いではノーと言われても、専門家が窓口になると一転して柔軟に応じてもらえることは往々にしてあります。
自力交渉がダメだったら、早めに専門家にバトンタッチしましょう。
チェック 日本プラムへの支払いが困難な場合はこちらの専門家に無料相談
まとめ「支払猶予は“交渉次第”」
日本プラムとの約束は守るのが大前提ですが、人間ですからどうしても苦しい時はあります。
その際、「少し待ってもらえませんか?」と頼むのは決して悪いことではありません。
契約書に書かれていなくても、話し合いでどうにかなるケースはあります。

結果的に猶予がもらえればラッキーですし、ダメでも別の解決策に切り替えれば良いのです。
何もしないで遅れるより、お願いしてダメだった方がまだマシです。
なお、支払猶予の申し出は早ければ早いほど成功率が上がるでしょう。
支払期日の直前や直後より、半月くらい前に相談できればベストです。
